氷鴨が止まらないBLOG
アニメ、本、映画の感想や、地元中日ドラゴンズの話など。

ハリウッド版 映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』感想
ハリウッド実写版映画『ゴースト・イン・ザ・シェル(Ghost in the Shell)』観て来ました。

ハリウッドのカヴァー映画は、
例えばローランド・エメリッヒ版の『GODZILLA』や『DRAGONBALL EVOLUTION』のように、
原作の表層部分だけ真似て後は勝手に薄っぺらな改変をするような物が多い気がしますが、
この映画はオリジナルのマンガやアニメをしっかり一度咀嚼した上でアレンジしており、
原作へのリスペクトが感じられて大変良かったです。

もしそういったことを心配して映画館へ行くことをためらっている攻殻ファンの方がおられましたら、
是非とも実際に劇場へ足を運んでその目で確かめてもらいたいところです。

<以下、ややネタバレ>

ゴースト イン ザ シェル スカーレット ヨハンソン シルク調生地 ファブリック アート キャンバス ポスター 約90×60cm [並行輸入品]
[ハリウッド版 映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』感想]の続きを読む
スポンサーサイト
私の選ぶ2016年映画ベスト10
毎年恒例「私の選ぶ年間映画ベスト10」の時間がやってまいりました。

2016年に私が映画館やレンタルやテレビなどで見た120本の映画の中から、
良かった作品で、
なおかつ比較的新し目の作品上位10本を選出しました。

昨年は94本だったので、
二年振りに100本台を回復し、
勢い余ってこの年間映画ベスト10の記事を書き始めてからの最高本数を記録しました。

暇だったんでしょうか?

ただ、大ヒットした相手の名前を問う某アニメ映画とか、
これまた大ヒットした某怪獣映画とか未見です。
すみません、邦画を見る習慣があまりなくて……(-_-;)。

来年のランキングには入ってくるかも(笑)。

さて、2016年はけっこう骨太な映画が多かったように思います。


第10位「イット・フォローズ」
イット・フォローズ [Blu-ray]
のっけからホラー映画で恐縮ですが、
この1年間に見たホラー映画の中では、これが一番でした。

いや、とにかくついて来るんですよ、そいつが(笑)。

すごいスピードで追いかけてくるとか、
めちゃくちゃ強いとか、
そういうことは一切なく
歩いて追いかけて来る……。

けど、とにかくついて来る!――そこが斬新でした。


第9位「ザ・ウォーク」

ザ・ウォーク [SPE BEST] [Blu-ray]

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでお馴染みのロバート・ゼメキス監督作品。
1974年に実際にNYのワールドトレードセンターで、
ツインタワーの間の綱渡りに挑戦したフランスの大道芸人フィリップ・プティの物語。

以下、ちょっとだけネタバレですが、
当然当局の許可を得た上でのチャレンジかと思いきや、
なんとゲリラ撮影

しかし、それは単なる思いつきの行き当たりばったりではなく、
そこに至るまでの過程や周到な準備の数々が丹念に描かれ、
いつしか見ているこちらも彼の挑戦に引き込まれていきます。


第8位「スポットライト 世紀のスクープ」

スポットライト 世紀のスクープ[Blu-ray]

アメリカの新聞社『ボストン・グローブ』の調査報道班「スポットライト」チームが、
丹念な取材によりカトリック司祭による性的虐待事件を暴いた実話に基づく物語。

取材活動に対する圧力や、
自分の家族もキリスト教徒であるのにもかかわらず教会内部の腐敗を暴くことに対する苦悩など、
様々な困難を抱えながらも、
己の信ずる正義のために闘う記者たちのジャーナリスト精神に脱帽


第7位「特捜部Q 檻の中の女」

特捜部Q ~檻の中の女~ [DVD]

レンタル屋で『特捜部Q キジ殺し』という映画を借りて見ようとしたら、
その映画はどうやら第2作目で、
第1作目があるらしいというので仕方なく先に見ることにしたのがこの『特捜部Q 檻の中の女』。

殺人課の刑事カールは、腕は確かだが自分勝手で暴走気味。
そのせいである事件で致命的なミスを犯し、
とうとう「特捜部Q」という迷宮入り事件の資料を整理するだけという窓際部署に追いやられてしまう。
しぶしぶ働くカールだったが、そんな中ふと5年前に失踪した美人議員ミレーデ・ルンゴーの捜査ファイルが目に留る……。

果たしてミレーデはまだ生きているのか、
そして犯人の意外な動機とは!?

巧みな構成で最後まで魅せるサスペンス映画の傑作です。



第6位「ピエロがお前を嘲笑う」

Who Am I - Kein System ist sicher: - Keine Info -

冴えない青年ベンヤミンは、実は天才的なハッキングの才能の持ち主。
彼の能力に気づいたマックスと共にハッカー界の頂点を目指すが、
やがて彼らの行動はどんどん過激化していき――。

ハリウッドリメイクも決定しているという、ドイツのサスペンス映画です。
ハッカーたちが集うバーチャル空間の描写が斬新で秀逸。
どこかで見たことのあるようなオチかもしれませんが、
それでも十分楽しめました。

[私の選ぶ2016年映画ベスト10]の続きを読む
私の選ぶ2015年映画ベスト10
毎年恒例「私の選ぶ年間映画ベスト10」の時間がやってまいりました。

2015年に私が映画館やレンタルやテレビなどで見た94本の映画の中から、
良かった作品で、
なおかつ比較的新し目の作品上位10本を選出しました。
(とうとう年100本を切ってしまった……。)


第10位「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 コレクターズ・エディション[初回限定生産]アウタースリーブ付 [Blu-ray]

第2次世界大戦中、当時解読不可能と言われたナチスドイツの暗号機エニグマの解読に挑んだ、
イギリスの天才数学者アラン・チューリングの生涯。

ものすごく偉大な業績を残した人物なのですが、
なぜ後世においてあまり知られていないのかというその悲しい理由が、
映画の中で明らかにされています。


第9位「メイズ・ランナー」

メイズ・ランナー 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

わけもわからぬまま謎の巨大迷路に送り込まれた少年たち。
脱出はかなわぬものの、迷路の内部でコミュニティを形成し、
それなりに平穏な生活をしていた。
だが、新たに送り込まれてきた一人の若者により、
事態は急変し始める……。

豪華版ソリッド・シチュエーション・スリラーといった趣で、
迷路内部の閉ざされた生活空間がよく作りこまれていて、
見ているだけでわくわくします。


第8位「フォックスキャッチャー」

フォックスキャッチャー Blu-ray

ロサンゼルスオリンピックのレスリング金メダリスト、マーク・シュルツ
彼は金メダルを獲得したにもかかわらず、さほど向上しない自らの生活や、
レスリングという競技への一般市民の関心の低さに内心不満を持っていた。
そんな折、一人の大富豪が彼に支援を申し出る。
初めはうまく行くかに思えた二人の関係だったが、
やがて亀裂が入ってゆく……。

アメリカで実際に起こった事件を基にした作品です。
スティーヴ・カレルが財閥の御曹司役を好演。


第7位「プリデスティネーション」

プリデスティネーション ブルーレイ&DVD セット (初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]

『宇宙の戦士(スターシップ・トゥルーパーズ)』のロバート・A・ハインライン原作、
イーサン・ホーク主演のタイム・パラドックスもののSF映画。

原作がしっかりしているお蔭なのか(未読なので不明)、
複数の伏線がすべて回収されていく非常に緻密な構成が見事。


第6位「チャッピー」

CHAPPIE/チャッピー アンレイテッド・バージョン  [Blu-ray]

『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督による、
ヨハネスブルグを舞台にした近未来SFアクション。

姿かたちは攻撃ロボットだが、
知能は無垢な子供というチャッピーにより、
人間の持つ暴力性が炙り出されます。

[私の選ぶ2015年映画ベスト10]の続きを読む
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』感想
歴史は繰り返されるということなのか、
ストーリー的には若干これまでの作品の焼き直し的な部分がなくもないですが、
いちファンとしてとにかく感動しました。

<以下、ネタバレです!>


スター・ウォーズ/フォースの覚醒 [Blu-ray]


実はなるべく先入観なく楽しみたいと思い、
一番初めに公開された予告編以外は極力情報を避けて映画を見に行きました。

あらかじめ知っていたのは、

「今度の主人公は女らしい」
「ハリソン・フォードがハン・ソロ役でまた出る!」

ということくらいでした。

なので映画の途中で、

「あれ、これひょっとしてルークとレイアも出てくる流れ?」

と気づいてからは、もうドキドキです。

でもその時点では、
「だからといって、マーク・ハミルとキャリー・フィッシャーが演じてるとは限らないか…」
と思っていたので、
まさかのご本人登場に大興奮。


[映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』感想]の続きを読む
私の選ぶ2014年映画ベスト10
毎年恒例「私の選ぶ年間映画ベスト10」の時間がやってまいりました。
だらだら書いていたら、いつの間にやら3月になっていました。

2014年に私が映画館やレンタルやテレビなどで見た101本の映画の中から、
良かった作品で、
なおかつ比較的新し目の作品上位10本を選出しました。

14年の全体的な印象としては、
「そこそこ面白い映画は多かったが、ずば抜けて面白いものは少なかった」
てな感じでしょうか。


第10位「ホビット 竜に奪われた王国」

ホビット 竜に奪われた王国 [Blu-ray]

映画『ホビット』3部作の第2部です。
前作 『ホビット 思いがけない冒険』が死ぬほど退屈だったので、
すっかり懲りて映画館にも行かずDVDを借りてみたんですが、
そしたらすごく面白かったです。

なぜ、第1部からこれができなかったのか!


第9位「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 [DVD]

死者の霊が見えるという特殊能力の持ち主オッド・トーマス
彼は変人扱いされるのを恐れて自らの能力を隠しているが、
ある日その能力ゆえに街にとてつもない災厄が迫っていること知る……。

主人公のオッド・トーマスがやや老け顔なのが気になりますが、
これは2013年のベスト10で言うところの『クロニクル』に相当する作品で、
思わぬ拾い物でした。


第8位「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 スペシャル・プライス [Blu-ray]

バイクショーのライダーだったルークは、
ある時その腕を見込まれ銀行強盗の誘いを持ちかけられる。
一方、新米警官のエイヴリーは正義感溢れる男だったが、
同時に出世への野心も胸に秘めていた……。

親子二代に渡る因縁と葛藤の物語。


第7位「最後のマイ・ウェイ 」

最後のマイ・ウェイ Blu-ray

フランスの人気歌手クロード・フランソワの伝記映画。
実は『マイ・ウェイ』は彼の歌がオリジナルだと、
この映画を見て初めて知りました。

1960年代から70年代の音楽シーンを駆け抜けた、
一人の男の物語です。


第6位「ダラス・バイヤーズクラブ」

ダラス・バイヤーズクラブ [Blu-ray]

1985年当時、エイズはゲイがなる病気だと思われていました。
アメリカ、テキサス州のロデオ・カウボーイで、
超女好きのロン・ウッドルーフももちろんそう思っていた一人。
けれども、ある日体調不良で担ぎ込まれた病院で、
ロンは「HIV陽性で余命30日」と告げられる……。

実話を基にした物語です。
[私の選ぶ2014年映画ベスト10]の続きを読む
私の選ぶ2013年映画ベスト10
もはや年1更新の観のあるこのブログですが、
毎年恒例「私の選ぶ年間映画ベスト10」の時間がやってまいりました。

2013年に私が映画館やレンタルやテレビなどで見た111本の映画の中から、
良かった作品で、
なおかつ比較的新し目の作品上位10本を選出しました。

不作だった2012年に比べ、
2013年は豊作でした。

あと、あらかじめ言っておきますが、
『風立ちぬ』は入っておりません(笑)。



第10位「テルマエ・ロマエ」

テルマエ・ロマエ Blu-ray豪華盤(特典Blu-ray付2枚組)

まあ、正直映画としてはどうかという部分もあるんですが、
古代ローマ人の浴場設計技師が現代日本にタイムスリップし、
日本の風呂文化に感銘を受けてそれを自分の時代にフィードバックするという設定が、
どうにもユニークかつ面白い。

原作漫画の勝利!


第9位「欲望のバージニア」

欲望のバージニア Blu-ray

日本の映画配給会社が付ける邦題はろくでもないものが多いですが、
これは比較的良タイトル

原題の『Lawless』じゃ、イメージがわきません。

禁酒法時代のアメリカ、バージニア州が舞台の、
実話を基にした物語。

密造酒販売に手を染めるボンデュラント3兄弟の兄弟愛、友情、恋を描きます。

主演は『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフ。


第8位「キック・オーバー」

キック・オーバー [Blu-ray]

変なメル・ギブソンが帰って来た!

ここのところ恋人との間でDV騒動を起こしたり、
飲酒運転で逮捕されてみたりと、
「この人はもう終わったのかな?」という観のあった彼ですが、
帰ってきました、
『リーサル・ウェポン』や『マーヴェリック』や『ペイバック』などで見せた
あの変なメル・ギブソンが!

すっとぼけたメル・ギブソンが好きな方にオススメ。


第7位「クロニクル」

クロニクル [Blu-ray]

ひょんなことからサイコキネシスの超能力を手にすることになった3人の少年たち。

初めは他愛も無いお遊びに興じていたが、
力が強くなるにつれて、
事態は徐々に彼らの手に負えなくなってゆく……。


いや、びっくり!
超能力を軸に据えた青春映画の傑作です。

なぜ、もっと大々的に公開されなかったのか
全く謎。

今年一番の拾い物でした。


第6位「キャビン」

キャビン [Blu-ray]

ホラー映画の登場人物たちは、
なんであんなにもマヌケな行動をとるのか?

それは実は、
裏でそう仕向けている奴がいたからだ!!

――――という、ホラー映画をメタレベルの視点で描いた作品。

今年見た全てのホラー映画の中でぶっちぎりに面白かったです。

普通のホラー映画に食傷気味な方に是非。

[私の選ぶ2013年映画ベスト10]の続きを読む
私の選ぶ2012年映画ベスト10
毎年恒例、
「私の選ぶ年間映画ベスト10」の時間がやってまいりました。

2012年に私が映画館やレンタルやテレビなどで見た111本の映画の中から、
良かった作品で、
なおかつ比較的新し目の作品上位10本を選出しました。

ただ、残念ながら2012年は全体的に低調な1年でした。


第10位「ミッション: 8ミニッツ」
ミッション:8ミニッツ [Blu-ray]
設定をあまりしゃべってしまうとネタバレになってしまうので書きませんが、
「8分の間にテロの犯人を見つけ出せ!」
という命題のソリッド・シチュエーション・スリラー的SF映画です。

大作映画ではありませんが、佳作です。


第9位「シャーロック・ホームズ」
シャーロック・ホームズ [Blu-ray]
すみません、わたし映画の舞台が現代や未来という設定が好きなもので、
ついついスルーを決め込んでおりまして、
超いまさらなんですが、
続編の『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』の公開に合わせてようやく重い腰を上げて鑑賞したところ、
えらい面白かったです(笑)。

格闘の際にホームズが、事前に相手の出方を脳内でシミュレーションしてしまうところは、最高でした。


第8位「ヒューゴの不思議な発明」
ヒューゴの不思議な発明 [Blu-ray]
駅の時計台にこっそり住んでいる孤児の少年ヒューゴと、玩具店の老主人メリエスを巡る心温まる物語。

劇中に出てくるオートマトン(機械人形)を、
CGではなく本当に作ってしまったらしいところに執念を感じます。
(ただし、動き自体はゼンマイ仕掛けではなくコンピューター制御とのこと。)


第7位「裏切りのサーカス」
Tinker Tailor Soldier Spy/裏切りのサーカス[リージョンA]
「サーカス」とは、イギリスの諜報機関MI6を指す隠語
MI6内部に潜り込んだKGBの二重スパイを巡るサスペンスです。

落ち着いた色調の画面に、抑制された演出がイギリスの風景にマッチし、
溜息の出るような素晴らしさです。

違いのわかる大人のための映画。


第6位「ドラゴン・タトゥーの女」
ドラゴン・タトゥーの女 [Blu-ray]
スウェーデンの推理小説『ミレニアム』シリーズ第一弾「ドラゴン・タトゥーの女」のハリウッド版映画です。

監督は『セブン』『ファイト・クラブ』などでお馴染みのデヴィッド・フィンチャー
主演は、これまた007役でお馴染みのダニエル・クレイグ

「久々に骨太なミステリー映画を見た」という感じで、満足のいく作品でした。

[私の選ぶ2012年映画ベスト10]の続きを読む
COPYRIGHT © 2004 POWERED BY FC2 ALL RIGHTS RESERVED.