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QUEEN(クイーン)の『Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)』の和訳と解釈
長くなってしまったので、訳詞と訳した感想を別立てにしました。

和訳については、↓こちら。
「暇人なので『Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)』を訳してみた」


まず、タイトルの『Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)』ですが、
これは直訳すると「放浪者の狂詩曲」というような意味になります。

Wikipediaによりますと、狂詩曲というのは「異なる曲調をメドレーのようにつなげたり」する曲の事だそうで、
この曲がとんでもない展開で
ころころとよくメロディーが変化することに納得がいきました。

ストーリーですが、基本的には以下のようになるかと思います。

放蕩の限りを尽くしてきた主人公が、ついに殺人に手を染めてしまう。

その報いで自らも命を落とす。(死刑?)

死した後、地獄(らしきところ)で裁きを受ける。

うまいこと逃げ出して復活!

ただ、実はこの曲は一説には
フレディ・マーキュリーがゲイをカミングアウトした曲」とも言われており、
その場合は、以下のように読めなくもありません。

ストレート(異性愛者)の振りをして生きてきた偽りの自分に決別することを決意。

ただ、事実を知った母親が悲しむのではないかという心配。

苦悩、葛藤、苦しみ。

それらを乗り越え、本当の自分として生きる決意。

フレディ自身は最後まで詞の意味について語らなかったようなので、
信じるか信じないかはあなた次第
と言ったところでしょうか。

続いて細部を見て行きます。

「なぜって僕は金を稼いでもすぐに使ってしまうし、
少し上品かと思えば少し下品」

と訳した部分の原文は、

「Because I'm easy come, easy go,
A little high, little low,」

で、正直なに言ってるのかよくわかりません(笑)。
単なる言葉遊びのような気もします。

ちなみに「Easy come, easy go.」というのは、
「得やすいものは失いやすい」
すなわち「悪銭身につかず」という意味のことわざです。

ときどき「気楽に行こうぜ!」と訳しているのを見かけますが、
Take it easy.」と混同しているのかなと思います。

「道化」の原語は「scaramouch(スカラムーシュ)」で、
イタリアの喜劇に登場する道化役とのこと。

Fandango(ファンダンゴ)」はスペインのダンスだそうです。
そのまま「ファンダンゴ」としました。

パニワグワ“花よりファンダンゴ”
パニワグワ“花よりファンダンゴ”

Gallileo Figaro(ガリレオ フィガロ)については、
この物語の主人公“僕”の名前なのではないかと思うのですが、
正確なところは不明です。

問題なのが次の一語「magnifico」。
英和辞書で引くと、「イタリア語で、ベネチアの貴族。高官。」などと出てきます。
しかしイタリア語辞典を引くと、
「すばらしい。壮大な。」とか出てきます。

とりあえず、ガリレオ フィガロのことを「大したやつだ」と言っていると解釈し、
「ひとかどの人物だ」としました。

さて、ここからいよいよあの世の審判の場面に入るのですが、
わかりやすいように“僕”の味方側の台詞をイタリック
敵(?)側を太字にしてみました。
敵味方分けは、私の個人的な解釈です。あしからず。)

で、普通から言うと天使と悪魔が争っていると思うのですが、
そこで問題なのは、
では、敵と味方どちらが天使でどちらが悪魔かということです。

初めは“僕”を「解放してやれ」と言う方が天使で、
「解放しはせぬ」と言う方が悪魔かと思ったのですが、
悪魔が「神の御名のもとに!」と言うとも思えません。

では、やはり悪事を働いた“僕”を「解放しはせぬ」と言う方が天使で、
「いーじゃねーか、解放してやれ」と言う方が悪魔なのか…。

あるいは両方天使かもしれませんし、その逆で両方悪魔かもしれませんし、
そもそもどちらでもないのかもしれない。
真実は謎です。

なお、「神の御名のもとに!」と訳しましたが、
ここで言う「神」は実は「アッラー」のことです。
なぜ突然イスラム教の神が出てくるのかも謎です。

ベルゼバブについては今更解説する必要はないかもしれませんが、
蝿の王とも呼ばれる高位の悪魔です。

蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

ベルゼバブが“僕”のために悪魔を一匹とっておいた(キープして置いた)というのも、
いまいち何のことだかよくわかりませんが、
「やつに呪われてる!」的なことでしょうか。

というわけで、謎、謎、謎でほとんどまともな解説になっていませんが、
フレディ自身が聴き手に様々な解釈の余地を残すため、
わざとそういう書き方をしたのかなとも思います。


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