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氷鴨が止まらないBLOG
アニメ、本、映画の感想や、地元中日ドラゴンズの話など。

暇人なのでSia(シーア)の『Alive(アライヴ)』を訳してみた


雷雨の中で私は生まれ
一夜にして大きくなった

独りで演じ
自分だけで演じ
私は生き抜いた

ねえ、私は自分が持ってなかったものすべてが欲しかった
光と共にやって来る愛のようなものが

私は羨望の的で、そのことが嫌で仕方なかった
でも、私は生き抜いた

私はすべての悪魔たちが行く場所への片道切符を持っていた

風がやまず
大地に何一つ生えぬ場所への

希望はなく、偽りがあるだけ
そして人々は枕に向かって泣き叫ぶよう教わる
でも私は生き抜いた

私はまだ息をしている、私はまだ息をしている

私はまだ息をしている、私はまだ息をしている

私は生きてる
私は生きてる
私は生きてる
私は生きてる

私は心の奥の方にある
もっとも謎めいた場所に慰めを見出した

私は見知らぬ人の顔と共に私の人生が語られるのを見た
でもそれは私の顔だった

私はすべての悪魔たちが行く場所への片道切符を持っていた

風がやまず
大地に何一つ生えぬ場所への

希望はなく、偽りがあるだけ
そして人々は枕に向かって泣き叫ぶよう教わる
でも私は生き抜いた

私はまだ息をしている、私はまだ息をしている

私はまだ息をしている、私はまだ息をしている

私は生きてる
私は生きてる
私は生きてる
私は生きてる

あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている
あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている
あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている
あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている
あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている
あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている
あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている
あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている

私はいつかあなたたちが犯すかもしれない
ありとあらゆる過ちを犯した

私はあなたたちが与えてくれたものを
受け取って受け取って受け取った
でもあなたたちは私が苦しんでいたことにけっして気づかなかった
私は自分が求めるものが何かわかっていた
だから私は出かけて行ってそれを手に入れた
あなたたちがどうせ私はやらないだろうと言ったすべてのことをやった
私はあなたたちに言った、私はけっして忘れ去られないだろうって
あなたたちがどう思おうとも

そして私はまだ息をしている、私はまだ息をしている

私はまだ息をしている、私はまだ息をしている

私は生きてる(あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている)

私は生きてる(あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている)

私は生きてる(あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている)
(あなたたちはすべてを奪った、でも私はまだ息をしている)

私は生きてる
私は生きてる
私は生きてる
私は生きてる


<訳者あとがき>


ネットを見ているとこの曲の来歴について様々な情報が錯綜していますが、
私なりに調べた結果、
実際のところは以下のようです。

・この曲は元々イギリスの歌姫Adele(アデル)の3枚目のアルバム『25』に収録される予定で、
Siaとアデルが競作していた。

・しかし、発売直前になって収録されないことになった

・そこでSiaは、アデル側にこの曲を代わりにリアーナに提供することを申し出、
アデルもそれを了承。

・けれども、リアーナからも不採用に。

・で、結局Siaが自分で歌うことにした。

なぜ、わざわざ来歴を記したのかといいますと、
この曲はSia本人のことを歌っているのではなく、
アデルのことを歌っている
という点を押さえておいて欲しかったからです。

というわけで、そういう前提に立って翻訳しております。

2行目「一夜にして大きくなった」の原文は、
「I grew up overnight」。
「成長した」と訳そうかなとも思ったんですが、
19歳の若さでスターダムに駆け上がったアデル本人のことを指しているとすると、
ビッグになった」的な意味かと思い、
「大きくなった」としました。

「独りで演じ
自分だけで演じ」の原文は、
「I played alone
I played on my own」。
「play」は「遊ぶ」とも訳せますが、
ミュージシャンになって以降のことと考え、
「演じる、演奏する」の意味で訳しました。

「私は羨望の的で、そのことが嫌で仕方なかった」の原文は、
「I wore envy and I hated that」。
「wore」は「wear(着る)」の過去形で、
「envy」は「ねたみ、うらやみ」の意味。
直訳すると「ねたみを着ていた(身にまとっていた)」という感じになり、
正直I(私)が誰かをねたんでいたのか、
それとも誰かにねたまれていたのかよくわかりません。
「スターだからいろんな人にうらやましがられてたんだろう」と考え、
「羨望の的」としました。

今回一番難解だったのは、
「I saw my life in a stranger's face
And it was mine」
の部分。
初めは「it」は「my life」を指しているのだと思い、
「私は見知らぬ人の顔に私の人生を見た
それは私のものだった」
と訳したのですが、
いまいちしっくりこなかったので、
発想を転換し、
「it」は「 a stranger's face」を指しているのかもしれないと考え、
「私は見知らぬ人の顔と共に私の人生が語られるのを見た
でもそれは私の顔だった」
としました。
例えば、テレビで知らない人の人生について語られていて、
でもなんか自分の人生に似てるなーと思ってよく見たら、
「あ、これ私じゃん!」みたいな?
自分の人生でありながら、どこか他人事のような、
そんなイメージで訳してみました。(自信なし)


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