氷鴨が止まらないBLOG
アニメ、本、映画の感想や、地元中日ドラゴンズの話など。

私の選ぶ2017年映画ベスト10(その2)
というわけで、ベスト10ではなくてベスト20になってしまった2017年。
私の選ぶ2017年映画ベスト10(その1)」につづき、
いよいよ第10位以下を発表します!


第10位「帰ってきたヒトラー」
帰ってきたヒトラー [Blu-ray]

現代に甦ったヒトラーが、モノマネ芸人と誤解されてテレビの人気者に……。

そんな突拍子もない設定のベストセラー小説を、
実際にヒトラーに扮した俳優が街に出て撮影するという型破りな手法を交えて映画化。

悪ふざけに対して人々の怒りが爆発するかと思いきや……。

トランプ大統領の誕生を予見していたとも言われるこの作品。
一見の価値あり。


第9位「PK ピーケイ」
PK ピーケイ [Blu-ray]

地球の調査にやって来た宇宙人=PK(ピーケイ)は、
宇宙船のリモコンを盗まれてしまい、帰れなくなる。
いくら探しても見つからないリモコンに、
PK(ピーケイ)はとうとう神頼みすることにするが……。

インドのコメディ映画なんですが、
最近のインド映画ってほとんど踊らないんですね (゚Д゚;)。

インド映画って踊るものだとばかり思っていた私の常識を、
見事に覆してくれました。

純真なPK(ピーケイ)が、信仰の矛盾点を鋭くえぐります。


第8位「われらが背きし者」
われらが背きし者 [Blu-ray]

モロッコでの休暇中、大学教授のペリー(ユアン・マクレガー)とその妻ゲイルは、一人の男と知り合いになる。
だが、ディマと名乗ったその男の正体は、実はロシアンマフィアだった。
そして夫妻は、ディマからある依頼を受ける……。

2012年のベスト10で第7位にした映画『裏切りのサーカス』と同じ、
ジョン・ル・カレが原作のサスペンスです。

先の読めない展開で、最後まで楽しめました。


第7位「シン・ゴジラ」
シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

というわけで、昨年の予言どおり入って来ました2016年に劇場で見逃した邦画が!

海外では大コケしたようですが、
日本人的には大変リアルで面白かったです。

今後もまだゴジラが作られるのかどうか存じませんが、
「これの後を受けて作る人は大変だろうなあ」
と思いながら見ておりました。


第6位「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」
インビジブル・ゲスト 悪魔の証明 [DVD]

不倫相手の殺害容疑をかけられた実業家のドリアは、
腕利きの弁護人を雇ってなんとか無罪を勝ち取ろうとするが……。

スペインのサスペンス映画。
果たして嘘をついているのは、誰か?

正直途中でオチは読めましたが、
傑作です。

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私の選ぶ2017年映画ベスト10(その1)
毎年恒例「私の選ぶ年間映画ベスト10」の時間がやってまいりました。

2017年に私が映画館やレンタルやテレビなどで見た117本の映画の中から、
良かった作品で、
なおかつ比較的新し目の作品上位10本を選出しました。

今回は「私の選ぶ2016年映画ベスト10」で予言したとおり、
2016年に大ヒットした某邦画
何故か2017年のベスト10にランクインしたりしております(笑)。

で、先程ベスト10にふさわしい映画をざっとピックアップしてみたのですが、
22本ある……。

こういう年も珍しいですね。
10本に満たない年もありますから。

というわけで、2011年以来の掟破り、
第20位から2回に分けて発表します!


第20位「LOGAN/ローガン」
LOGAN/ローガン 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]

『X-MEN』シリーズのウルヴァリンを主人公としたスピンオフの第3弾。

<以下、ネタバレ!>

いや、まさかあのウルヴァリンとチャールズ・エグゼビアが、
最後あんなしみったれたことになるとは!
しみったれ感に脱帽。


第19位「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」
スター・ウォーズ/最後のジェダイ  オリジナル・サウンドトラック

いやあ、スター・ウォーズって、
本当に素晴らしいですね。


<以下、ネタバレ!>

惑星クレイトで地表の塩が払われて、
下から血のような真っ赤な地面が出てくるところとか、
こんなことよく思いつくなと感心します。

ルークとレイアの再会のシーンは、
心が震えました。

あと、いまさらですけど、
スター・ウォーズって音楽も本当に良いですね。


第18位「ワンダーウーマン」
ワンダーウーマン  ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/ブックレット付) [Blu-ray]

映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でワンダーウーマンが出てきた時、
正直その存在を全く知らなかったんですが、
この映画でようやく全てわかりました。

人類とは隔絶した場所で育った彼女の純粋さに胸アツです。
古い言葉で言うと、胸キュンです。

舞台が第一次世界大戦というのも良かったんじゃないでしょうか。
なお、監督のパティ・ジェンキンスは、
子供の頃からワンダーウーマンの大ファンだったとか。


第17位「高慢と偏見とゾンビ」
高慢と偏見とゾンビ [Blu-ray]

イギリスの小説家ジェーン・オースティンの名作恋愛小説『高慢と偏見』を、
悪ふざけでゾンビ映画にしてしまったという無茶苦茶な設定にも関わらず、
ちゃんと『高慢と偏見』になっているといいう奇跡(?)の一本。


第16位「セルフレス/覚醒した記憶」
セルフレス/覚醒した記憶 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/特製ブックレット付) [Blu-ray]

大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、ガンで余命半年と宣告される。
だが、天才科学者のオルブライトから、
最新の遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送することをもちかけられ、承諾する。
若い肉体を手に入れ、新たな人生を謳歌するダミアンだったが――。

『デッドプール』のライアン・レイノルズ主演のSFアクション映画。
予想外に良かったです。

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アニメ『マクロスΔ(デルタ)』感想
というわけで、録画したままになっていた『マクロスΔ(デルタ)』をようやく見終わりました。

歌がメインのマクロスシリーズですが、
今回は音楽が菅野よう子ではないと言う話を聞き、
なんとなく見る気がせずにずっと塩漬けにしていました。

が、全くの杞憂でした

LIVE2017“ワルキューレがとまらない

最近他のアニメの主題歌でも感じたんですが、
人類はこの20年の間に菅野よう子から学び、
そして吸収しつつあるのかも。

あと、思い切って一部キャラの歌唱パートを
声優さんではなく本職の歌い手さんに任せたのも、
成功の要因だと思います。



映画『メアリと魔女の花』感想
「ラピュタは本当にあったんだ!!」

というわけで、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』などの
元スタジオジブリの米林宏昌監督の最新作
メアリと魔女の花』を観て来ました。

まあまあ面白かったです。

メアリと魔女の花 ビジュアルガイド

というか、この人の作品はいつもまあまあ
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暇人なので『スカボロー・フェア/詠唱』を訳してみた
B00005ML9DParsley Sage Rosemary and Thyme
SIMON & GARFUNKEL
SONY 2001-08-23

by G-Tools

スカボローの市(いち)に行くのかい?
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム……
そこに住んでる、とある人によろしく伝えて欲しい
かつて僕の恋人だったひとに

雪をかぶった茶色いブランケットやベッドリネンに
スズメがつけた痕跡のような
わずかな緑だけが残る森の奥深くの丘の斜面の上で
山の子はラッパの音にも気づかず眠る


彼女に伝えてくれ
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム……
縫い目も針仕事もなしで
僕に寒冷紗のシャツを作るように
そしたら僕たちやり直せるって

木々の葉もまばらな丘の斜面で
澄んだ涙が墓を洗う
兵士は銃を手入れして磨き
ラッパの音にも気づかず眠る


彼女に伝えてくれ
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム……
海水と海岸の間に
僕に1エーカーの土地を見つけるように
そしたら僕たちやり直せるって

戦争は緋色の大隊に燃えるように轟き
将軍たちは兵士たちに殺し、戦うよう命じる
とっくの昔に忘れた理由のために


彼女に伝えてくれ
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム……
革の鎌で刈り入れたものを
すべてヘザーの房に集めて入れるように
そしたら僕たちやり直せるって


<訳者あとがき>
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ハリウッド版 映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』感想
ハリウッド実写版映画『ゴースト・イン・ザ・シェル(Ghost in the Shell)』観て来ました。

ハリウッドのカヴァー映画は、
例えばローランド・エメリッヒ版の『GODZILLA』や『DRAGONBALL EVOLUTION』のように、
原作の表層部分だけ真似て後は勝手に薄っぺらな改変をするような物が多い気がしますが、
この映画はオリジナルのマンガやアニメをしっかり一度咀嚼した上でアレンジしており、
原作へのリスペクトが感じられて大変良かったです。

もしそういったことを心配して映画館へ行くことをためらっている攻殻ファンの方がおられましたら、
是非とも実際に劇場へ足を運んでその目で確かめてもらいたいところです。

<以下、ややネタバレ>

ゴースト イン ザ シェル スカーレット ヨハンソン シルク調生地 ファブリック アート キャンバス ポスター 約90×60cm [並行輸入品]
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私の選ぶ2016年映画ベスト10
毎年恒例「私の選ぶ年間映画ベスト10」の時間がやってまいりました。

2016年に私が映画館やレンタルやテレビなどで見た120本の映画の中から、
良かった作品で、
なおかつ比較的新し目の作品上位10本を選出しました。

昨年は94本だったので、
二年振りに100本台を回復し、
勢い余ってこの年間映画ベスト10の記事を書き始めてからの最高本数を記録しました。

暇だったんでしょうか?

ただ、大ヒットした相手の名前を問う某アニメ映画とか、
これまた大ヒットした某怪獣映画とか未見です。
すみません、邦画を見る習慣があまりなくて……(-_-;)。

来年のランキングには入ってくるかも(笑)。

さて、2016年はけっこう骨太な映画が多かったように思います。


第10位「イット・フォローズ」
イット・フォローズ [Blu-ray]
のっけからホラー映画で恐縮ですが、
この1年間に見たホラー映画の中では、これが一番でした。

いや、とにかくついて来るんですよ、そいつが(笑)。

すごいスピードで追いかけてくるとか、
めちゃくちゃ強いとか、
そういうことは一切なく
歩いて追いかけて来る……。

けど、とにかくついて来る!――そこが斬新でした。


第9位「ザ・ウォーク」

ザ・ウォーク [SPE BEST] [Blu-ray]

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでお馴染みのロバート・ゼメキス監督作品。
1974年に実際にNYのワールドトレードセンターで、
ツインタワーの間の綱渡りに挑戦したフランスの大道芸人フィリップ・プティの物語。

以下、ちょっとだけネタバレですが、
当然当局の許可を得た上でのチャレンジかと思いきや、
なんとゲリラ撮影

しかし、それは単なる思いつきの行き当たりばったりではなく、
そこに至るまでの過程や周到な準備の数々が丹念に描かれ、
いつしか見ているこちらも彼の挑戦に引き込まれていきます。


第8位「スポットライト 世紀のスクープ」

スポットライト 世紀のスクープ[Blu-ray]

アメリカの新聞社『ボストン・グローブ』の調査報道班「スポットライト」チームが、
丹念な取材によりカトリック司祭による性的虐待事件を暴いた実話に基づく物語。

取材活動に対する圧力や、
自分の家族もキリスト教徒であるのにもかかわらず教会内部の腐敗を暴くことに対する苦悩など、
様々な困難を抱えながらも、
己の信ずる正義のために闘う記者たちのジャーナリスト精神に脱帽


第7位「特捜部Q 檻の中の女」

特捜部Q ~檻の中の女~ [DVD]

レンタル屋で『特捜部Q キジ殺し』という映画を借りて見ようとしたら、
その映画はどうやら第2作目で、
第1作目があるらしいというので仕方なく先に見ることにしたのがこの『特捜部Q 檻の中の女』。

殺人課の刑事カールは、腕は確かだが自分勝手で暴走気味。
そのせいである事件で致命的なミスを犯し、
とうとう「特捜部Q」という迷宮入り事件の資料を整理するだけという窓際部署に追いやられてしまう。
しぶしぶ働くカールだったが、そんな中ふと5年前に失踪した美人議員ミレーデ・ルンゴーの捜査ファイルが目に留る……。

果たしてミレーデはまだ生きているのか、
そして犯人の意外な動機とは!?

巧みな構成で最後まで魅せるサスペンス映画の傑作です。



第6位「ピエロがお前を嘲笑う」

Who Am I - Kein System ist sicher: - Keine Info -

冴えない青年ベンヤミンは、実は天才的なハッキングの才能の持ち主。
彼の能力に気づいたマックスと共にハッカー界の頂点を目指すが、
やがて彼らの行動はどんどん過激化していき――。

ハリウッドリメイクも決定しているという、ドイツのサスペンス映画です。
ハッカーたちが集うバーチャル空間の描写が斬新で秀逸。
どこかで見たことのあるようなオチかもしれませんが、
それでも十分楽しめました。

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